フィリップ・トルシエについて

chapter 01:サッカー指導者として

サッカー指導者としてのフィリップ・トルシエのイメージ 1

フィリップ・トルシエ氏は、2002年に開催された日韓ワールドカップにおいて、サッカー日本代表を初めて決勝トーナメント進出に導いた元サッカー日本代表監督です。

19歳の時にサッカークラブのUSメトロを運営するRATP(パリ交通公団)に就職し、働きながらアマチュアクラブの「ショワジー・ル・ロワ」と「パリ・ジョアンヴィル」に選手として所属していました。

プロサッカー選手になったのは21歳の時、「アングレーム」とプロ契約を交わし、「レッドスター」「ルーアン」「スタッド・ランス」と計4チームを渡り歩きました。

28歳の時に現クレールフォンテーヌ国立研究所(INF)からU-15フランス代表の指導の要請を受け、ここからフィリップ・トルシエ氏はサッカー指導者としての道を歩み始めました。クレールフォンテーヌ国立研究所は、PSGで活躍している「キリアン・エムバペ」や元アーセナルの「ティエリ・アンリ」などを輩出している、世界的にも有名なサッカー養成所です。

その後、選手時代に所属していたレッドスターやコートジボワール代表、ナイジェリア代表、ブルキナファソ代表、南アフリカ共和国代表などの監督を務めました。

サッカー指導者としてのフィリップ・トルシエのイメージ 2

フランスワールドカップ終了後の1998年に、ついに日本代表監督に就任しました。

1999年にはFIFAワールドユース選手権(現FIFA U-20ワールドカップ)で、FIFA主催の国際大会で史上初の決勝に進出し準優勝を果たしました。

2000年のシドニーオリンピックではベスト8に進出し、同年のAFC最優秀監督賞を受賞。

2001年8月と2002年3月にはFIFA世界ランキングで日本史上最高の世界8位を記録するという偉業を成し遂げました。日本代表の強化のために、コミュニケーションの徹底、勝つための姿勢、海外に対するコンプレックスの排除、環境への順応といったを基本コンセプトとして指導を進めていたそうです。

そして2020年にはこれまでの日本サッカー界への功績が評価され日本サッカー殿堂入りをしています。

chapter 02:ワイン造りにいたったストーリー

フィリップ・トルシエ氏本人からのコメントをそのまま日本語訳しています。

ワイン造りにいたったストーリーのイメージ

ワインを造ることになったきっかけ

ワイン生産者になることが必ずしも人生の目標だったわけではありません。

元々アートやアンティークのコレクターでしたが、人生の素敵なめぐり合わ せにより、素晴らしい土地で素晴らしいワイナリーのオーナーになる機会に 恵まれました。

ワインはフランスの生活や文化と切っても切れないものですが、ワイン造り の世界に足を踏み入れ、その奥深さを知れば知るほど、ワインに対する情熱 はますます高まっていきました。

ワインに対する想いのイメージ

ワインに対する想い

ワインに限らず、自分の好きなものに情熱を傾け、自らのエネルギーを100 %つぎ込むことは私の性分でもあります。

今はワインがその対象ですが、それが別のものであったとしても、最高の結 果を得るためにベストを尽くしたことでしょう。

日本のワインラヴァーに向けてのメッセージのイメージ

日本のワインラヴァーに向けてのメッセージ

日本という国は私にとって特別な存在です。

1998年から2002年までU-20、U-22五輪世代、2002年ワールドカップ代表という3つのカテゴリで代表監督を務めさせていただいたのは、自分のキャリアで最高の成功だと思っています。

その日本の皆様と、自ら丹念に造り上げたワインを分かち合うというのが、このワイナリーのオーナーになったときの夢でした。サッカーファンの皆様、ワイン愛好家の皆様、そしてトルシエファンの皆様と素敵なときを過ごすことができれば、これほど幸せなことはありません。

いつかワインや美食で有名なボルドーやサンテミリオンまでお越しいただき、トルシエ・ワイナリーをご訪問いただければ喜んで歓迎いたします。

商品情報

商品情報

サンテミリオンのテロワールに固有のアイデンティティを特徴とする3種類のワインを生産しています。

各ワインは独自の技術的生産方法で完成され、それぞれの特徴を強調することで個性の違いを際立たせます。